うつ病と肥満と病気 |
|||||||
うつ病患者である私自身が,ダイエットに注目するのには理由があります.うつ病を発症された方には,ストレス過多から拒食や過食になる場合もあり,急激な体重減少・増加がみられます.
糖尿病診断の血液検査の場合,その瞬間の血中糖濃度を示す血糖値よりも,日常的な糖濃度を示すヘモグロビンA1Cを重視します. ヘモグロビンA1Cとは,赤血球の赤い色素成分である,ヘモグロビンにくっついた糖を計測しています.ヘモグロビンに糖分が結合すると,赤血球が死ぬまでくっついたままです.赤血球の細胞生成サイクルが大体3ヶ月.赤血球が生成されてから,およそ3ヶ月間の間に結合した糖分量が分かるので,ヘモグロビンA1Cは日常(3ヶ月間の)の血中糖濃度を反映した値といえます. ヘモグロビンA1Cの値は,直前1ヶ月前の食生活が反映されるのが2分の1,赤血球は常に新鮮なものと入れ替造っているので,2ヶ月前・3ヶ月前のものほど反映されにくくなります.ヘモグロビンA1Cが5.8%以下なら大丈夫です.
特に内臓肥満の目立つリンゴ型肥満の人は注意!! 過剰な内臓肥満はインスリンの働きを妨げるなど,糖尿病のみならず,高脂血症や高血圧などにも悪影響を及ぼすことになります. ◆◆◆肥満度と理想体重の計算サイト◆◆◆
|